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昔話・民話と創作童話の違い2019.01.30


昔話・民話と創作童話の違い

 

世界的に有名なグリム童話は創作ではなく、グリム兄弟がその土地に伝わる民話を収集して整え後世に残したものです。

 

昔話・民話には作者がありません。

古くからその土地に言い伝えられているお話です。

一方『みにくいあひるのこ』や『マッチうりの少女』などのアンデルセン童話はアンデルセンが書いた創作童話です。

他にも『幸福な王子』(ワイルド)『青い鳥』(メーテルリンク)

『長靴をはいたねこ』(ペロー)。日本で言えば『泣いたあかおに』(浜田廣介)や『ごんぎつね』(新見南吉)などでしょうか。

 

昔話・民話と創作童話。どちらも素晴らしいものがあります。

ですが、私は我が子への読み聴かせを通して、それら2つの違いを折に触れて感じてきました。

 

昔からの民話の方が子どもの心に逞しさを授けてくれたような気がするのです。

私は母親の立場から子どもの心の成長に昔話が一役かっているのではないかと感じています。

 

メディアの発達で人々が昔話を聴く機会を失うと共に、心の病が増加したように思うからです。

昔話はその土地の人々の価値観のようなもので「みんながそう思う」から自然と残ってきたのだと思います。

一緒に居てわざわざ言葉にしなくてもわかり合えるという安心感を昔の人々は大切にしてきたのではないでしょうか。

 

ところが昔話には価値観の押し付けは感じられません。

このパラドックスはとても興味深く不思議です。

 

今は価値観の多様化によってみんなが不安になっています。

でも誰かの価値観を押し付けられるのも嫌です。

そんな時代に昔話と出会えたことを私は幸せなことだと思っています。

 

 

写真は読み語りのイベントなどで使用しているロシアの昔話「おおきなかぶ」の登場人物たちを陶器で作ったものです。

 

昔話の読み語りを朗読劇コミュニケーショントレーニングとして、受けていただくことが可能です。

 

昔話の読み聴かせを子育てに取り入れ、発達障害の子どもの自立の一助にした経験を語った、代表森川の著書もございます。

読み聴かせの奇跡-発達障害児の子育て